鼻の腫瘍
鼻づまりの原因が鼻の腫瘍だったというケースは頻度は決して多くはありませんが、通常の鼻づまりの薬では治らないので正しく診断して治療する必要があります。
症状としては鼻づまりがいつまでも治らない、鼻血が出る、臭い鼻水が出る、鼻の奥が痛い、などが挙げられます。
鼻の腫瘍の種類
・鼻茸(はなたけ、ポリープ)
・乳頭腫(にゅうとうしゅ)
・悪性腫瘍
など
このように治療していきます
鼻の腫瘍は鼻から内視鏡を入れる検査でわかる場合があるので、腫瘍が心配な方は受けることをおすすめします。もちろん当院でも可能です。
鼻茸や乳頭腫の場合は良性ですが、鼻づまり等を治すためには手術が必要になる可能性があります。そして乳頭腫は非常に再発しやすい腫瘍であるため、繰り返しの手術が必要になる場合もあります。ただし鼻づまりなどの自覚症状が特にない場合は手術しなくてもよい場合もあります。
悪性腫瘍の場合、放射線治療、抗がん剤、手術を組み合わせて行います。腫瘍のサイズや進行度によって治療方法は変わってきます。最終的な治療方法を決定するためには詳しい画像検査が必要になるため、大きな病院にご紹介して検査を受けていただくことになります。